銀行に口座を開設している人は、誰もが持っているキャッシュカードですが…
実はこのキャッシュカードが、お金を増やすエネルギーを遮断しているのをご存知ですか?
いつも、お金が貯まらない…
と言っている人には、お金が貯まらない理由があるのです。
今回は、この「お金が貯まらない理由」を紐解いていきましょう。
足りなくなったらお金をおろす
今は銀行でお金をおろさなくても、コンビニのATMで簡単にお金がおろせますよね。
財布の中の現金がなくなると、すぐにコンビニに行ってATMでお金を無造作におろしてはいませんか?
キャッシュカードでその都度、5千円とか1万円とかおろしていると、知らない間に1ヵ月で数万円を引き出してしまいます。
この「知らない間に」というのが、クセものなのです。
意識しないままにお金を引き出しているので、いつのまにか口座の中からお金がなくなってしまったような気になるのです。
念のためにキャッシュカードを持ち歩く
多くの人は、財布の中にいつもキャッシュカードを入れています。
なぜ、キャッシュカードを入れているのかといえば、案外「念のために」という場合が多いようです。
もしも、財布の中の現金が足りなくなってしまったら困るだろうから、いつでもお金をおろせるように念のために…
ということなのです。
人は、万が一とか念のためにということに、弱いものですよね。
特に、生活に安心を望む重要度が高い人は、念のための備えをしなければいけない!と日頃から思っています。
財布の中に、ある程度のお金が入っていないと、不安になってしまうのです。
なので、いつも決めている金額よりも現金が減ってしまうと「お金を補充しなければならない」という無意識が働いてしまうのです。
これも、お金のメンタルブロックの1つです。
「お金はなくなったらおろすもの」という意識の切り替え方
「お金はなくなったらおろすもの」という前提があると、貯金ができません。
この前提を変えない限り、「いつもお金がない」「貯金ができない」という状況から抜け出すことができないのです。
それって、嫌ですよね…
「お金はなくなったらおろすもの」という前提を、「今月、お金はこれだけ使ってもいい」と変えてみましょう!
そのためには、お金の使い方が無計画だと失敗してしまいますよ。
まずは、1カ月に現金をいくら使うのか、計算してみませんか?
食費や日用品、交通費やお小遣いなど、現金で支払うお金はいくらですか?
その金額を、お給料日などの決めた日にだけ引き出すようにします。
月に一度だけしかお金はおろさない!と、自分自身と約束するだけで、お財布の中にある今の現金に気をかけるようになります。
また、自然と、お金の使い方が変わってきます。
なぜなら、お金に対する意識が変わってくるからなんですね。
まとめ
「いつもお金が減ってしまう」「なかなかお金が貯まらない」と日頃から思っている人は、キャッシュカードの使い方次第で、お金と向き合う意識が変えられます。
ちょっとしたお金への意識が変わるだけで、お金が減らなくなるのを実感してみてくださいね。